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シルバーレイン(TW2)にて活動中・朱鷺村伊鳥とその弟分と隊長のブログ

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明後日だって迎えてやる
明日は「諏訪湖決戦」です。
昼間の時限の情熱さんの言葉に、昔のこいつらなら同じ事言ってただろうなと思いました。
思ったらSS書いてました。それより他にやることあるだろ!

「関ヶ原の戦い」の最終ターンの結果が面白すぎてSS書こうと思ってたんですが
「オロチ大乱」のおかげで色んなタイミングを逃したー!!

 かつて善悪の彼岸にて。
「愛」と「正義」が罪と呼ばれた時、フェイト=ブラッドレイはそれに同意を感じていた。
大罪と呼ばれたものは、それそのものが罪なのではないのだから。
それは、人間であろうと能力者であろうと来訪者であろうと、遍く感情を持つ「人」に罪を犯させる動機だ。

 人は嫉妬で人を殺す。人は強欲ゆえに人を殺す。人は怒りで人を殺す。

 そして、人は愛で人を殺す。人は正義で人を殺す。
愛と正義はこの世で最も厄介な犯罪の動機であると、彼は元より少なからず考えていた――それを「盲愛」と「独善」と呼び換えてはいたが。
けれど、彼は「情熱」を罪だとは言わなかった。

 今。あの森の、世界を震わせた夜から一年の月日がたった。
彼が唯一大罪に数えなかった「情熱」を冠する女が現れてから、三ヶ月。

 朝が来たら、全世界の生命を賭けた戦いが始まるのだと言う。


――死ぬことに怯えて強敵との戦いをフイにするほうが、余程の恐怖だ――
 
 あの森の夜の出来事を体験していない自分達ならば、それに賛同したに違いない。
けれどもはやあの日より前には戻れはしない。戻ることすら望んでいない。

 ブラッドレイの猟犬は、父祖が呼ばれた猟犬という名の意味を知った。
あの夜には無縁であった筈の、椿の咲く暖かな庭の少女にそれを教えられたのだ。

 狂人になりたがっていた男は、もう狂うことも逃げる事も望みはしない。
奈落から踏み出した先で、今は失いたくないものたちを愛しむことができる。

 彼女のその言葉を否定する。
それはあの夜以前の自分達を否定することだ。
戦うことを何よりも愛する吸血軍人、フェイト=ブラッドレイは。
狂って壊れて誰かに殺される為に戦いに身を投じていた朱鷺村伊鳥は。

「戦えないことよりも、死なせることの方がずっと恐怖です」

「別に戦わなくたって構やしねェんだ。ただそうでなけりゃァ、失くしたくねェモンが失くなッちまうかもしれねェだけさ」

 戻れない過去の戻らない過去の戻りたいとさえ思わない過去の自分に、宣戦布告する。

(たとえ過去に殺されたとしても)
(俺らは過去を殺しはしねェ)

 そして、殺されたって死ぬものか。

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プロフィール
朱鷺村・伊鳥(b47332)
伊鳥IC
卒業生 20歳
魔剣士×カースブレイド
・義兄弟ズの兄貴分の方
・お兄ちゃん
・粋と傾奇の和風好き

シン=インデックス(b55425)
シンIC
高3 18歳
フリッカースペード×巡礼士
・義兄弟ズの弟分の方
・馬鹿わんこ
・無駄に育ってる

フェイト=ブラッドレイ(b47222)
フェイトIC
卒業生 19歳
貴種ヴァンパイア×ゾンビハンター
・吸血軍人
・猟犬部隊部隊長
・義兄弟ズとはなんか腐れ縁
・現在、英国陸軍士官学校に在籍中。
―――――――――――――― この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、義兄弟ズ背後が作成を依頼したものです。  イラストの使用権は義兄弟ズ背後に、著作権は「京作」「寛斎タケル」両絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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